ゴールキーパーにバケツを投げたファン、オーストラリアで投獄される

シドニー、8月29日（ロイター） - 昨年のAリーグの試合で暴力的なピッチ侵入中にメルボルン・シティのゴールキーパー、トム・グローバーの顔にバケツの砂を投げたメルボルン・ビクトリーのファンに、火曜日に3か月の懲役が言い渡されたと地元メディアが伝えた。報告。

昨年12月、ヴィクトリーのファンがシドニーへのプレーオフ決勝進出権を4年間売却することに抗議してメルボルン・レクタンギュラー・スタジアムのピッチに乱入した際、グローバーはバケツで顔を殴られ流血し、脳震盪を起こした。

オーストラリアAP通信の報道によると、アレックス・アゲロプロス被告（23歳）は、メルボルンの治安判事からこの事件での役割を理由に懲役3か月の判決を受け、スタジアムでのあらゆるイベントへの5年間の出席禁止を言い渡された。

ローズマリー・ファリャ治安判事は彼に対し、「あなたとあなたの仲間はオーストラリアのサッカー界そのものを汚した」と語った。

「いかなるスポーツにおいても、特に自分が愛していると主張するスポーツにおいては、この種の違反行為が許される余地はない。」

アゲロプロス氏も釈放後18カ月の抜き打ち薬物検査を受けるよう命じられ、控訴を待って保釈されたとABCニュースが報じた。

同氏の弁護士ダーモット・ダン氏は、アゲロプロス氏が当時麻薬結晶メタンフェタミンに中毒しており、それ以来後悔の念を示していると述べ、拘禁刑に反対していた。

「彼は永遠にバケツマンとして知られるだろうし、それを克服するために一生懸命働かなければならないだろう」とダンは語った。

フットボール・オーストラリア（FA）はピッチ侵入に対し、ヴィクトリーに対し罰金と「重大な」スポーツ制裁として総額45万豪ドル（約29万ドル）を言い渡した。

試合は襲撃後に中止となり、約4か月後にシティが2-1で勝利して終了した。

(1 ドル = 1.5511 オーストラリア ドル)

ニック・マルベニーによるレポート、エド・オズモンドによる編集

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